能力開発って何をするの?

「能力開発って何をするところですか?」   「能力開発するとbefore –  after  はどうなりますか?」 gemstone ~心理・発達・能力開発研究所~では 能力開発をしています。   自己紹介した後必ず質問を受けます。 「何をするんですか?」「能力開発するとどうなるんですか?」 天邪鬼の私は 「何も変わりません」と答えることがしばしばあります。   生後6ヶ月のお子様をお預かりし、2年後に10人中6人が小学1年生の教科書を嬉々として読み、...

発達障がいの疑いがある子どもへの指導 その4「過敏は子どもの成長の武器となる」」

発達に凸凹がある子どもの「過敏」は成長の「武器」となる これまで「過敏」についてお伝えしたところ、   「子どもが困っていることのヒントになった」とメールをいただきました。   続きの文には、 「子どもが困っていることを確認して、しっかり援助したい」と。   このメールを読んで、言葉が足りなかったなあと思い。このブログを書いています。   実は、「過敏」はしんどさでもありますが、「成長の武器」ともなります。   「視覚過敏」がある子どもは、...

発達障がいの疑いがある子どもへの指導 その3「味覚・嗅覚・触覚」

「味覚・嗅覚・触覚過敏傾向」の子どもたちにとって この社会は拷問に近いと感じることがある 前回、ADHDと診断されたお子様の「聴覚過敏」についてお伝えしました。 「聴覚過敏」って本当にあるの?  とご質問をいただきました。   あるんです。 「たくさんの音が聞こえて、話し手の言語音を絞れない」 「遠い音も聞こえて、反応してしまう」 これらは子どもたちとって「しんどい」ことです。   何を隠そう、私も聴覚過敏・視覚過敏・嗅覚過敏などがあります。 歳をとっていくらか慣れましたが、...

発達障がいの疑いがある子どもへの指導 その2「聴覚」

見過ごしてしまう「聴覚過敏傾向」の子ども 「うちの子どもはADHDと診断され、集中できないので先生の前に座っています」 ADHDと判断されたお子さまが来室された時、保護者様の第一声でした。 ブログで何度もお伝えしているように、発達凸凹には「過敏」が隠れています。 ADHDがどんな刺激に対して、行動としてあらわれるのかを診断しないで 「集中できないから」というだけで、先生が指導しやすい場所に子どもを座らせて 授業中に声をかければ集中力が増すはずだ、というアプローチが裏目に出る子がいます。 来室したお子さまの感覚過敏は「聴覚」!...