発達障害とは

発達凸凹 + 社会的な困難 が重なったものと考えます。

この考えは、杉山登志郎教授(浜松医科大学)から教えていただいたものです。

様々な子どもの成長のお手伝いをするようになり、

私自身の幼少期のことをよく思い出しました。

今の私が幼児期の自分自身を診断すると「アスペルガー症候群」だと言うでしょう。

困っていた幼少期に、私を理解してくれる人、支えてくれる人がいれば、

もっと楽に暮らせただろうなあと思います。

共働きで、朝7時過ぎに私を預けた後、父は夕方5時過ぎに私をお迎え後、

銭湯で私をお風呂に入れて また異なった場所に、私を自転車に乗せて預けに行く。

保育園の先生からは「親の愛情が足りないから」「しつけが悪い」と言われ、

預かり拒否されような子でしたから、両親も辛かっただろうと思います。

「障害かどうか」にとらわれるのではなく、「どうしたらうまくいくか」の視点を持つ!

この視点を持って、子どもの援助をすることがポイントだと思っています。

そのためには、まず「障害の種類や特性を知る」ことが大切です。

特性を知れば、子どもの成長の過程で、どのような「困った」が

どのような時に起こる可能性があるかを予測できます。

次に、子どもの本人の強みや傾向、優位感覚やこだわりなどを知ることです。

子どもの強みを大きく育てることで、弱みが相対的に小さくなります。

また、強みを大きく育てる過程で、自分自身の学びやすい方法などを習得できます。

絵や図を描いた方が理解しやすい子ども、見たものを一度言語化すると理解できる子、

何度か体験をすると理解できる子など、子どもが習得しやすい方法で、かつ

子どもが望む方法で支援することも大切です。

今回のセミナーは、

ADHD(注意欠陥・多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム障害)、LD(学習障害)の

3つに絞って、それぞれの特性とその支援法をお伝えします。

それぞれの障害にも様々な特性がありますので、概要を学びます。

11月25日(土)13:30〜17:00

gemstoneにて 冷泉町4−12 2F

費用/5,000円

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