お子さんは、高校生になって成績が上がらず下位の状態。

夏休み明けから不登校気味になり、週2.3日休んでいるということでした。

中学時代、不登校気味でリストカット跡を見つけられ、心療内科を受診。

発達障害のASD (自閉スペクトラム)と衝動性があると診断され、

お薬を処方されたそうです。

何か解決の糸口を見つけたいと来室されました。

 

 

発達検査からお子様の特性を見る

 

全検査 110 処理速度が最も高く 120

ワーキングメモリーが最も低く 100ほどでした。

下位検査の結果や処理速度の筆記の様子(ミスの様子、文字の丁寧さ)など

点数だけでなく、姿勢・視線の動きなどもチェックして特性をお伝えします。

 

 

作品やノート、テストプリント、解答用紙から特性を見る

 

また、お子様のノートやテスト解答用紙や絵などを持参いただき、

日頃の文字とテストの文字の 「濃さ・丁寧さ・バランス」なども

確認し、心的傾向や特性をお伝えしました。

 

 

不登校気味なお子様のカウンセリング

 

お子様の好きなこと、興味があることや時間を忘れて楽しめることを

お聞きしたり、苦手なことなどをお聞きしました。

どんなところが楽しいのか、どんなところが苦手と思うのかなどを

ていねいに聞きながら、表情、姿勢、手の変化や動きなどを観察します。

どんな力があれば、苦手なことに挑戦できるのかなどを語ってもらいました。

 

特性から見た学習の仕方や生活の留意点のアドバイス

 

目標の立て方や学習の時間設定などのポイントや

筆記用具の選び方やノートの使い方まで、お子様の特性に合わせた

アドバイスを行いました。

照明の明るさや机周りの学習環境の整え方など

細かなところまでアドバイスをします。

お子様の強みを見つけ、強みを活かした学習の仕方と

生活の仕方をアドバイスします。

欠点を補強する発想よりも、強みを伸ばす発想の方が

良い結果が出るようです。

 

「自分の型」をつくる

 

アドバイスを聞いたでけで、すぐにできるようにはなりません。

これまでの生活の中で染みついた方法があるからです。

自分の型が六割以上できるように、学習の点検や生活の点検だけでなく

応援して、即座にアドバイスしてくれる伴走者が必要です。

 

gemstoneでは、学習の型や生活の型を作るお手伝いをしています。
学習を通して、自分の固まった思想や行動を変えるお手伝いをしています。
「能力を開発する」お手伝いをしています。

 

 

 

 

 

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