家庭でできる「子どもの能力アップ」法
詳細版https://www.youtube.com/watch?v=qxfvZ-XhXx8
4月9日 コミュニティラジオ天神
「COM✖️TEN FM RADIO 」に出かけてきました。
その中で、子どもたちが家庭にいる今だからこそ
楽しく「子どもの能力をアップさせる方法」をいくつかご提案します。
「COM✖️TEN FM RADIO 」では
①ラジオ体操を本気でやってみる
②絵本や本を家族で楽しんでみる
の二つをお伝えしました。
さらに、より具体的な遊びを紹介します。
まずは、「ことば編」です。
【家庭でできる能力アップ大作戦】
〜ことば編(作文力UP・思考力UP)〜
幼児向け、小学生以上向けで分けて書いています。
☆幼児さん向け☆
1.「お店屋さんゲーム」
~語いを広げ、上位概念を育てる~
「スーパー」「文房具屋」「花屋」など、
お店に置いてある品物を1つ1つ
カードなどにたくさん書きましょう。
いろんな種類のカードを作って、
仲間集めをしたり、
品物に値段をつけお買い物ごっこをすると、
算数の勉強にもなります。
「なかまあつめ」は、
小学1年生・小学2年生の大切な学習課題です。
お店屋さんゲームをすると、
たし算や引き算を使います。
電卓を使ってもOKです。
大きな数字や桁になれましょう。
2.「カタカナ(あるいは漢字などテーマ別)アドベンチャー」
〜自分だけの図鑑作成〜
カタカナや漢字を使いこなすために、
カタカナ(漢字)の言葉カードを作ります。
ポケモン・デュエルマスター・ディズニーなど
キャラクターのカードを作ってもOKです。
好きなジャンルのカタカナを集めてみましょう。
漢字や言葉の習得には、
自分専用の図鑑をつくるのが有効です。
「のりものシリーズ」「花シリーズ」「新幹線シリーズ」「恐竜シリーズ」など、
好きなジャンルの図鑑をとことんこだわって作ってみましょう。
カードの裏には、
特徴や生息地、大きさ、色などの詳しい情報を書いて、
図鑑の質を高めましょう。
POINT①:
好きなジャンルをつきつめ、○○博士!と言われるくらいまで
調べてみましょう。絵でも写真でもOKです。
POINT②:
図書館で参考になる本を借りる際には、
レベルの異なった本・図鑑を借ります。
いきなり難しい本を借りると、
まとめるのが大変です。
楽しくをキーワードに。
☆小学生以上向き☆
1.絵日記を書こう
絵日記というと、夏休みの宿題を思い出して
えーっとなるかもしれません。
しかし、イベントや旅行など、
あらたまったことや楽しかったことだけを
書くのが絵日記ではありません。
毎日の暮らし中の「あたりまえのこと」も良い題材になります。
例えば「お買い物について行ったこと」
「蚊に刺されたこと」
「晩ごはん」なんて題材でも良いでしょう。
絵の変わりに、写真や貼り絵でもOKですよ。
POINT①:
内容に気をとられるあまり、書き出せない子もいます。
「先生(お母さん)あのね…」と会話文で書き始めると
書きやすいと思います。とにかく書き出すことが大事です。
まずは、楽しくはじめましょう。
POINT②:
書き慣れないときは、
印象に強く残っている順に書く傾向があります。
時系列になっていなくても、
できごとの羅列でも良しとしましょう。
家族みんなで日記を書いて見せ合いましょう。
子どもの手本になります。
2.みんなで辞書引きゲーム
第1段階
ちちんぷいぷいと呪文を唱え、辞書をパッと開きます。
開いたページにある言葉を引くことから始めましょう。
「私の今日の気持ちは?ちちんぷいぷい!」と唱えて
開いたページの言葉を調べると、
思わぬ言葉にびっくりすることもあります。
【手順例】
①「ちちんぷいぷい」と呪文を唱え辞書をひろげる
②開いたページの言葉を一つ選び、
付箋紙に「選んだ言葉」と「引いた言葉の通算番号」を書く。
③選んだ言葉の意味をしっかり線を引いて読む。
④付箋紙を調べたページに貼る。
以下①~④の繰り返し。
第2段階
「第一文字の言葉を決め、言葉を探す」ゲームをします。
たとえば、「あ」から始まる言葉で「3文字」でできた言葉!
と決めると、「あさひ」「あしか」「あひる」などたくさんの
言葉を書きだすことができることでしょう。
いったん書きだした言葉を順に調べていきます。
【手順例】
①調べたい言葉と調べた言葉の通算番号を付箋紙に書く。
②ことばを引き、そのページに付箋紙を貼る。
③選んだ言葉の意味をしっかり線を引いて読む。
以下①~③の繰り返し。
第3段階
いよいよ本格的辞書引き練習です。
日常使っている言葉でも、意味を説明しようとすると難しいものです。
日常使っている言葉・気になる言葉を、
付箋紙に書いて一つずつ調べていきます。
また、テレビや本などを読んでいるとき、
説明が難しい言葉が出てきたら、すぐに調べましょう。
【手順例】
①「気になった言葉、使っている言葉でも説明できない言葉」
と「通算番号」を付箋紙に書く
②辞書で調べ、しっかり読む。
③読んだ後、言葉が書いてあった辞書のページに付箋紙に貼る。
以下、①~③の繰り返し。
その他の辞書を使って遊べるゲーム
「きへん」「さんずい」など
「へんやつくりの漢字」を
たくさん書き出し手遊びます。
辞書を使ってOKです。
また、「こうどう(行動・公道・行動・講堂・・)」等の
同音異義語を書き出す
なども語彙を増やす方法です。
勉強だと面白くない辞書引きも
家族でゲームをすると楽しいものに変わります。
3.俳句・川柳・短歌をつくろう
「俳句・川柳・短歌」をつくってみましょう
俳句・川柳・短歌にはリズムがあり、
子どもたちには親しみがあり覚えやすいようです。
俳句・川柳や短歌の語感や文の構成を体感しましょう。
俳句などを募集しているイベントもたくさんもあります。
応募して賞をもらうこともあるかもしれません。
POINT①:
俳句の場合は、季語を入れる必要があります。
季語を書いて、目立つところに貼ってあげましょう。
俳句などの応募は、書店にある応募懸賞本を利用してください。
意外にたくさんあるものです。
次回は、すうじ・算数編をお伝えします。
次回は、4月30日15時からの番組に出演します。