相談事例1 「不登校」について

相談事例1 「不登校」について

「子どもの不登校に悩むお母さま」     「我が子が不登校になってしまい、どうしていいかわからない」   お母さまの最初の言葉でした。 学校に行きたがらないお子さまに理由を聞いても特になく、 朝起こして、朝食を食べさせ、学校まで送っていたそうです。   ある日、起きてこなくなり、朝食も食べない。 理由をなんとか聞き出そうと話をしていると、 お子さまは、 「友だちや先生は私のことをよく知らないのに、これが得意なんだね。 なんでもできるのに、なんでこれだけできないの?と言ってくる。...
発達障がい児の指導 算数・数学 その1

発達障がい児の指導 算数・数学 その1

事例「難関「割り算」を超えるまで     発達障がいを持った子どもたちの中には   「数学に驚異的な伸びを見せる」   子もいれば、   「たし算が困難」   「かずの規則性や概念が理解できない」   子もいます。   子どもたちが将来「仕事に就くこと」を考えたときに、 算数ができることも必要になります。   その算数で、最も難関な課題が   「割り算」です。   「なぜ、割り算が必要? 電卓でいいじゃないか」...
発達障がい指導事例 その3

発達障がい指導事例 その3

事例「触覚過敏」 ~すぐに席を立つ小学1年生の男の子〜       こんなパターンの子どももいるんだなあと教えてくれた例です。   「授業中にすぐに立ってうろうろしまう子がいる。 何度注意しても立ってしまう」   先生に何度も注意されながら、授業を受けていた。 1学期はまだ学校に慣れずに、 落ち着かない子どももいるからといわれていたが 2学期後半になっても行動に変化はない。 学力的にも遅れはなく、席を立ってどこかに出かけるわけでもない。  ...
発達障がい指導事例 その2

発達障がい指導事例 その2

事例「視覚過敏」 ~すぐ寝てしまう小2の女の子〜       25年ほど前の話です。 「学習中にすぐに寝てしまう子がいる。 何度注意しても寝てしまう」   「子どもに何時に寝たのか、しっかり寝ているのか」 などを聞いたが、寝ているらしい。とにかく疲れるという。 という塾の先生からの相談でした。   子どもの学習している様子を観察しに行きましたが、 お邪魔した日は寝ることもなく、学習を終了してしまいました。     子どもが帰る前に 「どんな時が疲れる?」...
発達障がい指導事例 その1

発達障がい指導事例 その1

事例「聴覚過敏」 ~集中力がない中2の男の子     「指導できない子どもがいる」 今から30年ほど前、発達障害という言葉もなかった時代のお話です。 「指導が通じない子どもがいる」 と塾の先生から相談の電話がありました。 話を聞いてみると 「とにかく集中できない。顔が上がって問題に取り組めない。」 とのことでした。   そこでこれまでの指導法を聞いてみると 「子どもが顔をあげたら、集中しなさい、と声をかけた」 「集中できないので、自分(先生)のそばに座らせて...

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