高校受験に向けて
『読解力の向上について』子供と話し合いました
(今回のお子様の様子の確認)
中学2年生、男の子。 グレーゾーン
(相談内容) 読解力がない 漢字は書けているが、雑でバツがつく
読解問題に時間がかかる
(相談者) 保護者と本児童
「本は好き」だが 「国語の点が取れない、できない」
援助やアドバイスする前に、必ず確認しなければなりません。
「本が好き」だが、どんな種類の本を、どんなレベルの本を読んでいるのか?
「点が取れない」のレベルはどうか。 平均点か、それ以下なのかそれ以上か。
「どんなミスをしているのか」
また、「小説文と評論文の読みの違いはあるか」
「縦書きの文と横書きの文の読みに差があるか」なども確認のポイントです。
【実際の援助例】
1 『実際に問題を解いてもらう』
教科書準拠のワークブックの問題に挑戦してもらい、解き方などを観察します。
また、本文や問題文にラインや、マルで囲んでいるか。なども確認しました。
2 「語彙」「文型」「文脈」「要約」の4点で分析
それぞれの分野の力を確認後、本兒童に必要な学習の仕方を提案します。
『語彙』は、漢字の読みか下記のチェックだけでなく。
テスト終了後、本文を音読してもらい、
読むスピードや詰まり具合を確認します。
「語彙」は、学習によって高めるか、読書で高める
受験用の単語練習帳を活用したり、
対義語・類義語でまとめて学習することも効果が高くなります。
また、最近の入試では「時事問題」も多く活用されています。
新聞を読むこともお勧めしました。
「文型」「文脈」では、
文の理解だけでなく、段落のつながりにも注意し、
段落ごとの簡単な要約と段落の位置付け(話題・具体例・反論・提案・主張など)を
語ってもらいました。
「術後」「主語」「目的語」が、文の重要文節でるあことは間違いありませんが、
文脈から、この重要語彙を説明している修飾語にも作者の主張や意図を
理解することを伝えます。
「要約」では、まず設問の「主語や述語」を確認します。
問いの答えとなる部分が見つけているか、
文末・述語は説もに沿った回答になっているかをまず確認します。
その後、主張や設問に沿った「語彙」「重要語」を選択しているかのチェックを行います。
当然のことのながら、国語ができない理由を明確にすることから始まります。
点数が取れないではなく、「取れているところはどこかを明確にする」ことから始めましょう。
提案した方法は 2パターンのうち1パターンを紹介します
①自分が理解できるスピードでじっくり本文を読む
文の最初や最後に書いてある「題名」や「場面」もしっかりつかむ
ここまでにかかった時間を記録する
②設問で何を問われているのか明確にする(言語化する)
③自分の考えを本文に残す。
主張や感情の言葉、本文に横線を引く
重要語句を⚪︎で囲む
テーマや主張、具体例、反論など、段落ごとに印をつけておく
③最後まで解答した時間を記録する
④答え合わせをし、模範解答を見ながら
本文に赤で印や横線をつける
⑤自分が印をつけたところと、模範解答の印とを見比べ
何を読み取れていなかったかを確認する
⑥模範解答を書き写す 以上
国語の学習の際に、どうしても解答を埋める作業になりがちです。
回答に時間もかかりますが、「急がば回れ」です。
一問一問 大切に解いてほしいと思っています。
それは、題材になっている分は「その年代の子供に読んで欲しい文」を
出題しているからです。
内容もしっかり楽しんで欲しいと思いますし、考えて欲しいと願っています。