公立高校受験がいよいよ7日に、大学2次試験合格発表が来週に
公立高校入試がいよいよ来週7日に。また、大学二次試験合格発表も来週にあります。
体調を崩すことなく、自分自身の力を発揮できるように祈っています。
受験時期になると子どもたちの緊張が伝わって来て、私も胸が苦しくなることもあります。
「緊張して力が出せない」
「わからない問題に出会うと頭が真っ白になってしまう」
「十分に気をつけているはずなのに、ミスが出てしまう」
面談で話してくる子どもや試験の前日に電話してくる子がいます。
緊張することは悪いことではない。適度な緊張をしないと失敗することもある。
問題は、緊張しすぎて持っている力を存分に発揮できないこと。
緊張をとるのではなく「緊張を和らげる方法」や「緊張を力にできる方法」などを伝えます。
試験までに日にちがあるときは「ボディーワーク」をしながら「自律訓練法」を練習します。
試験日直前でワークの時間が取れないときは「アンカリング(条件付け)」や「暗示」を提示します。
その子が持っている「今までの成功体験」を思い出させ、身体に記憶させます。
このとき、身体への記憶のさせ方は、その子が本来持っている感覚器官の敏感さを利用し、
子どもにとってより特徴のある記憶のさせ方を選びます。
また、その子を長く指導して、その子の良い結果や特徴を私が知っている場合には「過去の成功体験」を思い起こさせ
「きっと上手くいく」と暗示をかけることもあります。
上手くいかなときもありますが、その子の特徴とその子の強い感覚器官に働きかけるために、長く効果が出ることもあります。
もちろん、自信を持っても実力以上の結果は出せませんが、、、、。
「そのこども一人ひとりの強みを活かした援助」を心がけています。
ただ一つ どんな結果であれ、この数カ月のあなたの努力を私は知っている。この数カ月の大きな成長を知っている。
このことをしっかり共有して話を終えます。
有名国公立大学を受験する子が二次試験受験前日に「最初の数学で失敗すると引きずって後が失敗するんです」
「どうしたら良いですか」と夜8時ごろに電話がかかって来ました。
過去問を試験当日の科目順に解いていたら、最初の数学で上手くいかず2科目3科目に引きずったとのこと。
いやいや、前日に失敗するような問題をすることがダメだよ! 過去問も数回解いていないの? と思う気持ちを抑え、
「最初の数学で失敗すると引きずって後が失敗する!」この思い込み(認知)を変える方法を、一生懸命に伝えます。
昼間だともう一度同じ練習をさせ、「上手くいった!」という認知に変えて送り出せるのですが、もう時間もありません。
伝えた方法で子どもの思い込みが変われば最高ですが、結果は来週に判明します。
どんな結果であれ、この経験を力に変えてくれると思います。