辞書引き講座 辞書を楽しむ方法
辞書は「読みもの」として楽しむ
辞書はわからない言葉があったときに使うもの!と思っている人が多いようです。
辞書は、言葉を調べることも大切ですが、辞書を使って様々なことが学べると言うことを
知る方が大切かもしれません。
新しいことを知る、新しい言葉に出会うことはとても楽しいことです。
遊びとして辞書に触れている間に、あなたも辞書の虜になるはずです。
ぜひ、辞書を身近において毎日触れることをお勧めします。
「辞書を開く楽しみ」 「字数指定・文字指定」遊び
文字指定で遊ぶと、また新しい言葉に出会う機会が増えます。
「ちちんぷいぷい」や「文字数指定」で十分に遊んだあと
「1文字目を指定し、2文字の言葉、3文字の言葉・・」など
書き出した言葉を調べましょう。
「自分で書き出したら、新しい言葉に出会えない」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、「あ」から始まる5文字の言葉を10個調べましょう!
という課題であればどうでしょうか。
「あ」から始まる10個の単語を 書き出して調べる。20個調べる。
書き出す言葉に行き詰まってくると、辞書で調べることが必要です。
自分の力で書き出せなければ、辞書をめくって調べることになります。
辞書をめくるあいだたくさんの言葉に出会うことができます。
「書き出した言葉で文を作る」
「あ」で始まる言葉をたくさん調べたあと、文を作るのも楽しい遊びになります。
適当に思いついた言葉ですから、文を作るの大変です。
ヒントは、「あっちゃん あがつく」 作 さいとうしのぶ リーブル
「それ ほんとう?」 ぶん 松岡享子、え 長 新太 福音館書店
です。
「アメリカ」生まれの「あり」が、「新しい」「餡」に「慌て」て「集ま」った。
なんて文はどうでしょうか?

「文字指定で自己紹介の言葉を探す」
文字指定で自己紹介をしましょう!
名前を使い自己紹介の言葉を探します。
例えば、「よ」「し」「ひ」「こ」から始まる言葉を探します。
「よ」 予想を上回る
「し」 正直
「ひ」 鄙びる(ひなびる)
「こ」 幸運
辞書引きセミナーでの一例です。
「予想を上回る 正直で 鄙びる感じの 幸運の持ち主」と紹介しました。
もちろん、自分にぴったりの新しい言葉に出会った時は、入れ替えます。
「何か素敵な言葉はないかなあ」と辞書を読むと楽しいです。