「能力開発って何をするところですか?」
「能力開発するとbefore – after はどうなりますか?」
gemstone ~心理・発達・能力開発研究所~では 能力開発をしています。
自己紹介した後必ず質問を受けます。
「何をするんですか?」「能力開発するとどうなるんですか?」
天邪鬼の私は 「何も変わりません」と答えることがしばしばあります。
生後6ヶ月のお子様をお預かりし、2年後に10人中6人が小学1年生の教科書を嬉々として読み、
子どもたち同士でお手紙のやり取りをして楽しむ。
2歳からお預かりした12人の子供たちのうち6人は、就学前に中学生の教科書を楽しみ、
坊ちゃん、車輪の下、二都物語などを休み時間に読んでました。
これらの結果は、私にとってどうでもいいことなのです。
前述の中学レベルの教科書や本を嗜むようになった6歳の子どもたちが
「好きなもの」を見つけると、小学高学年や中学生が読むような参考書を片手に
中学生のような集中力を持って、熱中し遊んでます。
能力開発は、本来その子が持っている能力を見つけ、最大限に伸ばすこと ですが、
子どもの能力を見つけるとき
子どもが興味を持つものを見つけるとき
子どもの力がワンステップ上がるとき
その変化が起こるときに、「人」が必要です。
教えこむ必要はありません。興味を持つものを見つけるには、
「見たり、聞いたり、経験する」ことが大切です。
指示する必要はありません。子どもが上達して行くには、
「経験すること、一流(に近ければ近いほど良い)の手本や著書を見る・読むこと、
一流(に近ければ近いほど良い)の人の話を聞くこと・読むこと」が大切です。
人の子どもの発達を知り、人が能力を取得する教育法を知り、子どもの心をサポートするカウンセラーがいると
鬼に金棒でしょう。 実生活では叶わないことですが、、
能力開発は、自分が好きなこと、なりたいものが決まったとき
「入力(見る・聞く・触るなどの五感)」を鋭敏にし、「一度に、たくさんの量を、正確に」つかめことができ、
「記憶」が写真のように、レコーダーのように、体感した通りに」 可能になり、
「出力」 入力され記憶されたものを 洗練された形や、異なる形に昇華され表現する ことができるようする。
「できた(結果)」「自分でできた(工夫)」の積み重ねが 独創的な力を身につけて行くのでしょう。
能力開発で何をしてるのですか?
「より良く生きるお手伝い」 生きる=学ぶ ことと同義語です。
自分自身を磨き続けることこそが生きること。 努力の結果は、成功ではなく 「成長」。
他者の評価ではなく、自分の価値判断をしっかり持ち、
学び・生き続ける力をつけることを「能力開発」と考えています。
「叡智の教育」クリシュナムルティ 興味がある方は、ぜひ読んで見てください。
結局、「能力開発」とは何かわかりませんでしたね。