体験版「乳幼児期の働きかけ」セミナーの開催
乳幼児期に、ぜひ実践して欲しい働きかけをお伝えします。
10月21日(土)10時30分から11時30分 乳幼児お遊びタイム
11時30分から12時00分 Q&A、懇談タイム
参加対象 幼児のお子様をお持ちの家庭 5家庭
参加費用 1家庭 1000円
会 場 gemstone 内
子どもたちが好奇心を持って活動するために、五感の働きを高めることをお勧めしています。
私たちは、目の網膜には写っていても、そのすべてを意識して見ていませんし、
音は聞こえていても、それぞれの音すべてに意識を向けているわけではありません。
テレビのクイズ番組でもあるように、徐々に絵が変化しているにもかかわらず、
変化を見つけることができないこともよくあります。
また、画面に出てくる「犬をよく見ていてください」と言われると、
犬をよく見ている間は、犬の周辺の変化や犬を見ている時のナレーションなどを
全く覚えていないこともよくあります。
例えば、「うた」「読み聞かせ」や実況中継のような「語りかけ」をすることで言葉に敏感になり、
「音楽」やいろんな「楽器の音」、耳をそばだてて「身の回りの音」をそっと聞くことも
聴覚の能力を高めることにつながります。
聴覚刺激に敏感になれば、外からの音・言語に敏感になり、
「様々な音に気づく能力」や「言葉の習得」にも繋がってきます。
「聴覚刺激に敏感になると、言葉の習得は理解できるけど。様々な音に敏感と言われても、それも能力?」
まとまって聞こえてくる音を聞き分けられる力になり、聴覚のマルチタスク化(同時にいくつかの処理ができる力)が
進むと思っています。聖徳太子の逸話がこれに当てはまるのかもしれません。
また、それぞれの感覚器官を鋭敏にしていくだけでなく、感覚器官同士の連携や共応作用も高めます。
例えば、聴覚刺激(音刺激)から、視覚や運動への連動性を高めることも大切な働きかけの一つです。
音楽を聴きながらリズムをとることや、音を色や形で表現してみるなども子どもの能力を高めることができます。
連動性を高めることで、理解や表現が進みます。
日常では、一度手本を見ると真似をできるようになる。一度聴いた音楽を引ける、歌えるようになる人がいます。
私たちが持っている感覚を研ぎ澄ました人が、それを必要とする仕事をしている。
あるいは、特定の仕事に秀でた人は、その仕事に必要な感覚が研ぎ澄まされる。のではないでしょうか。
前回お子様に行った「コンテンツのねらいや意図」などをお伝えしませんでした。
今回は、メニューに説明文を入れるようにいたします。
一度遊びに来てください。