「視覚領域、聴覚領域の感覚を鍛える」
本日、読み聞かせを使ったセミナーを実施しました。
セミナーといっても、子ども参加型。
1歳6ヶ月から小学2年生までの7名の参加でした。
「絵本の読み聞かせ」から「子どもの能力を高める」ために、
「うた」 「カード」 「作業」と
聴覚・視覚、運動の3領域を刺激します。
また、「動作のある歌、チャンツ」「動作のある読み聞かせ」なども
テーマに合わせて、「ことば」「動き」を連動させた内容で構成しています。
前向きに参加するジャンルや内容はその子によって様々ですが、
子どもの目が輝く瞬間、時間があります。
歌やカード、手遊びを使った学習の後は、教具で遊びました。
ジグソーパズル、ニキーチンの積み木、
シリンダー積み木やキュービック積み木。
シールを貼ったり、塗り絵をしたり。
子ども遊びを見ていると、その子ども特有の強い感覚器官や
色、形のこだわりも見えてきます。
また、視覚領域から運動への供応
(目で見て、持っていきたいところに手を持っていける、見たままを身体で再現できる)
の状態も観ることができます。
実際の学習では、この子どもの動きを見て、次の学習の内容や
家庭での遊びのアプローチをお伝えします。
今回、各お子さんへのアドバイス内容は、
①柔らかいクレヨンや消せるマーカー等で
描く感覚を楽しむような塗り絵などをする。
②ジクソーパズルを3種ほど混ぜて、一気に作る
③動物の絵を見ながら全体の特長をゆっくり説明するタイプ
④動物の絵を瞬間的に見せてリズムをアップするタイプ
同じ教具でも、子どもの特徴や発達に応じてアプローチが代わります。