落ち着きのない子どもでお悩みの方へ 最終回

落ち着きのない、多動のある子へのアプローチ法 8   7.「協応運動」 落ち着きのない子や多動のある子どもは、 決められた手順で動くことが苦手な傾向があります。 やり慣れた行動はとてもスムーズですが、慣れない動きはぎこちないものです。 手や足を連動させて効率よく動かすこと(協応)を運動で鍛えていきます。 前だけでなく、後ろや横へ動いてみましょう。 動く方向が変わるだけでも切り替えることができずに、 バラバラな動きになってしまいます。 頭を働かせて、重心のかけ方・手足の動かし方などのコントロール力をつけ、...

落ち着きのない子どもでお悩みの方へ 7

落ち着きのない、多動のある子へのアプローチ法 6 6.「合図に合わせ動けるようにする運動」 落ち着きのない子や多動のある子どもに、人の指示に合わせて動くようにさせると 急に動きがぎこちなくなることが多いようです。 自分のペースで身体のおもむくままに動き回ることが多いからです。 自分のペースやリズムで動くのではなく、人の指示やリズムで動く練習を行い、 子どもの動き回る多動のマイペースを崩すことが大切です。   「スクワット運動」   「たって」「すわって」の合図に合わせて動き、脚力つける運動です。...

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落ち着きのない、多動のある子へのアプローチ法 5   5.「待つ」ことができるようにする運動   落ち着きのない子・多動のある子どもたちに 親や援助をする人たちがもっとも望んでいることが「静止動作」、 つまり「止まる」という運動です。 そして、このような子どもたちにとって「静止」するには、 高度なコントロールが必要です。   いつも動いている子どもたちの中には、 自分の身体が止められることすら知らない子どもがいます。 まずは、身体が止まっている状態を体験させることが必要な場合もあります。  ...

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落ち着きのない、多動のある子へのアプローチ法 4 4.緊張を緩める運動   落ち着きのない子や多動の子どもは、一般の子どもに比べ 常に緊張のレベルが高いようです。 言わば、号令があればすぐに動ける状態にあります。 この緊張状態を少しでも緩めて、刺激があっても動き出すまでの余裕を作ることが大切です。 弛緩する、リラックスする、力をゆるめる運動を行います。   強く緊張しているところは、異様に固かったり触らせてくれません。 また、異様にくすぐったがりします。   緊張するところは全身にわたっており、子どもによって異なります。...

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落ち着きのない、多動のある子へのアプローチ法  3   3.身体のバランスをとる運動   落ち着きがない子どもや多動のある子どもは, 重心が安定せずフラフラしている場合があります。 フラフラというと、左右や前後の揺れる動きを想像するかもしれませんが、 上下の揺れもあるのです。   そこで、子どもの重心を現在よりやや後ろにすると、 動きに余裕ができ、安定した動きをみせるようになります。   また、走り回ってバランスが良さそうな子どもでも、 重心が「前」になっていることが多いようです。...